2024年度入学式を挙行しました

2024年度入学式を挙行しました

2024年4月1日

4月1日、35周年記念館アリーナにて2024年度入学式を挙行し、学部生、大学院生あわせて、2,082名が新たなスタートを切りました。

 式典で、前沢浩子学長は「獨協大学は、初代学長天野貞祐先生の『大学は学問を通じての人間形成の場である』を建学の理念として1964年にこの草加の地に開学してから本年で創立60周年を迎えました。この建学の理念は『学問』とは何か、『人間形成』とは何かを私たちに問いかけているものです。『学問』とは何かを考えた思想家の一人にイギリスの哲学者フランシス?ベイコンがいます。ベイコンは『わかったつもり』になるのではなく、一人一人の経験を通して知識を積み重ねていくことが大切だと主張しました。群衆の中で多勢の意見に流されるのではなく、孤独を恐れず一人で考える力を持ってください。しかし一人で考える時でも、他者の視点を持ち続けてください。また『人間形成』とはどのような意味かを、これからの4年間をかけて考えてください」と式辞を述べました。

前沢浩子学長
前沢浩子学長

続いて、猪口雄二bt365体育在线_bt365体育在线投注@理事長は「獨協大学には、これから皆さんが在学中に何回も出会う、獨協の真髄ともいうべき大切な言葉があります。それは、獨協大学初代学長である天野貞祐先生の言葉で、『大学は学問を通じての人間形成の場である』というものです。皆さんは獨協大学の一員として、その学びの中で自分を高め将来像を見据えるという事であります。大学生活は高校までのような与えられる学びではありません。自ら掴み取りに行く姿勢が、皆さんの将来を明るいものにするでしょう。これからは獨協大学生として、自らの周囲だけでなく、日本さえも超えて、世界を見据えた学びを獲得してください。学問的にあるいは人間的に豊かな学生生活を送られる事を心より願っています」と激励の言葉を贈りました。

猪口雄二 bt365体育在线_bt365体育在线投注@理事長
猪口雄二 bt365体育在线_bt365体育在线投注@理事長

 また、ドイツ連邦共和国大使館一等書記官文化課長ゼーンケ?グロートフーゼン様より、「大学での勉学は、どのような科目でも容易ではなく、皆さんの努力と自発性、そして学びへの真摯な姿勢が求められます。しかし、その対価として皆さんは自己実現の機会を手にすることができます。なぜなら、獨協大学は単に知識を授けることだけを目指してはいないからです。獨協大学は創立以来、日本のどの教育機関よりもドイツと格別の絆で結ばれている大学です。獨協大学による日独をつなぐ伝統が、ドイツやドイツ文化に対する皆さんの興味を呼び起こすことに貢献することを願っております」とお祝いのメッセージが寄せられました。

ゼーンケ?グロートフーゼン ドイツ連邦共和国大使館一等書記官文化課長
ゼーンケ?グロートフーゼン ドイツ連邦共和国大使館一等書記官文化課長(写真右)

入学式終了後、新入生たちは学生証の交付を受け、その後キャンパス内の各所で記念撮影する姿が見られました。

新入生
新入生